株式会社マルナカ

ズルムケ

FROM:山本洋

花粉症が止まりません。

「花粉症なんて都会の人間がなるもんだ。オレはワイルドだから(古い)そんなの関係ねえ(古い)」なんて思っていたのはもはや15年前。くしゃみが止まらなくなり涙はボロボロ。もう無理。

そんな思いを毎年しているのですが、これまた毎年病院で薬をもらうのをほったらかしにして、気がついたら目はしょぼしょぼ、鼻水ずるずるなのです。
そして今年も3月の初め頃にようやく病院で薬をもらいました。薬ってすごいですね。気がついたら何の症状も無くなっています。
で、最近薬が無くなったらまたしても目がかゆくなり出しました。例年こんなに長く続いてましたっけ?
うーむ、もはや花粉症以外にも歯医者やら巻き爪やらで病院に通いまくったせいで薬もらうお金がないんですけど・・・(T-T)

ズルムケ

杉・ヒノキは花粉の時期あたりから水分を吸い上げて生長を始めるようで、今頃原木市場に出てくる丸太が少しずつ「ズルムケ」状態になってきます。
木は、皮と幹の間から太くなっていくので、一皮剥くと「育っている」部分があらわになるのです。この時期以降・・・5月6月あたりからの丸太は、水分も栄養もたくさん含んできます。
すると、皮と幹の間に虫が入り、孔を空けてきます。また原木をなるべく早く製材して、なるべく早く桟積みをして乾かし始めないと、あっという間にカビが生えてきます。

乾燥期間はプラス一週間

そうなると、当然乾燥にも時間がかかってきます。
ですので、人工乾燥に掛ける前に、天然乾燥である程度水分を取り除いておくことが重要になってきます。梅雨時、夏場の木材をいきなり乾燥機に入れたら、もう効率の悪いのなんの。1週間くらいは余計に乾燥期間が掛かることも。

虫孔に気をつけたり、カビに気をつけたり。天然のものを相手にするわけですから、まぁそれは仕方ありませんよね。

木材はあくまで木。石や金属とは違います。それが良さであり面白さなのです。一本一本、一枚一枚違う。だからいいんです。

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