動物は、
私たちの生活を様々なかたちで
豊かにしてくれ、時には家族と同じように、
かけがえのない存在です。
しかし、無責任な飼い主による飼育放棄、
迷子の犬猫、
所有者がいない犬猫等の殺処分は
最も深刻な社会問題の一つです。
わたしたちは、
動物が幸せに暮らせる社会を
目標としています。
フローリングのすべりが原因で、
実際に多くのケガが起きています。
出典:「47.7%のペットがケガや事故を経験、最多は異物誤飲事故」
ワンちゃんといっしょに住むお家のお悩み箇所、そのダントツの1位がフローリングです。ツルツルすべることによる、ケガの関節病の不安を中心に、多くの飼い主さんが「どうにかしたいが、正しい解決方法がわからない・・・」と、頭を悩ませています。
後脚の膝の骨(膝蓋骨)が内側にずれ、進行すると歩行も困難に。肥満や高いところから飛び降りた際の衝撃も原因に挙げられますが、もっとも多いのは、室内飼育における床のすべり。トイ・プードルをはじめ、多くの小型犬に見られる病気です。気づかずにそのまま放置、運動させていると、前十字靭帯断裂を併発することもあります。
背骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫する病気で、慢性的に進行する場合もありますが、ほとんどは突発性で、進行すると脚がマヒし、立つことすらできません。さらに、椎間板が神経細胞に刺さり、脊髄軟化症を発症してしまうと、一週間ほどで命を落としてしまいます。特に軟骨異栄養犬種と呼ばれる、椎間板内の水分が脱水しやすい上記の犬種は、すべる床には何らかの対処を講じてください。
股関節が緩み、炎症による痛みなどで歩き方にも異常が表れます。遺伝性の発症は大型犬には多く見られますが、中・小型犬の場合は、その多くが床のすべりなどの、環境的な原因によるものです。遺伝性の場合は関節を人工のものに置き換えるなどの手術が止むを得ないケースもあり得ますが、環境を整え、関節に負担をかけさせないように努めることが、何よりの予防です。
骨盤と接する側の大腿骨の先端で壊死する病で、特に小型犬の成長期に多く表れます。遺伝性のものとも考えられていますが、床のすべりが原因あるいは助長させてしまうケースもあります。一度かかってしまうと、治療は手術意外に方法がなく、壊死した部分を切除したり、関節を人工のものに置き換えるなどの処置を施します。
0598-42-3131 受付時間:平日9:00〜17:00