モニター募集。
先日から取り組んでいる、柾目材。モニターとして使っていただける方を募集します。興味ある方は、電話・メール・投稿フォーム・Facebookメッセージでお知らせ下さい。
写真のように、本柾と言うより追柾です。貴重過ぎる柾目材というよりも、気軽に使えるものとして考えています。ですので、源平(赤白込み)の節あり。実際挽いてみると、思ったよりも流れ節はありません。
フローリングを想定し、寸法は1820×15×105。1フロア全面など、広い面積でも使えます。
そもそもなぜ柾なのか?
木材は古くから使われていますが、まだ製材技術が未発達な頃、丸い木を四角にする方法はまず「はつる」、続いて「割る」ことでした。まっすぐに育つ杉は、「割る」のに適した木です。
また、柾目材は狂いが少ないことが大きな特徴です。このことから、古くから使われる杉材には、柾目材が目立ちます。
また真っ直ぐな木目が出るので、板目材と比べてもくもくした(?)タケノコ部分が無く、おとなしい意匠になります。
「杉は目を売る、ヒノキは香りを売る」と材木屋では言われることもありますが、杉は目=年輪の美しさが特徴の一つです。柾目材は、杉の本来持っている良さをより引き出したものと言えるでしょう。