見えない品質
From:山本洋
会社事務所にて・・・
ワタクシこと代表:山本、長いことブログを書いていませんでしたが、再開です。
まずなぜこのブログを書くのか、と言うことについて話しておきたいと思います。
これを読んでいるあなたは、恐らく何らかの形でウチ=マルナカに興味を持っているのだと思います。
つまりウチの特徴に何か惹かれたということ。
その特徴とは何か?
「安心できる品質」
乾燥技術とか、原木の選別とか、加工の精度とか、仕上げのバリエーションとか。
いろいろとマルナカの特徴はあるけど、
総じて言えば安心して使える品質のものを作っている、ということなんですよね。
じゃあその安心できる品質って、どこから来ているのか?
どういう品質管理をしていると、安心できると言えるのか?
安心できる品質はどうやって作られているのか?
そこら辺を語っていくのがこのブログの役割なんじゃないかと思います。
そもそも、安心できる品質ってどういう品質のことを言うのか?
なぜ安心できる品質が必要なのか?
目に見える品質と見えない品質
木材の品質は、目に見える部分と目に見えない部分があります。
目に見える部分とは、例えば色とかツヤとか、狂いがどれだけあるかとか、数値化された強度とか、寸法を測定して何ミリだとか、そういうものです。
目に見えない部分とは、後から変化していくところです。
木材のトラブルは、基本的には全て「後から」起きてきます。
後から割れてくる。後から隙間が空いてくる。後から狂ってくる。
後から起きるトラブルを、どれだけ減らしてどれだけ防げるか。ここに品質の重要性があります。
割れた板を交換するには?
なぜなら、目に見える部分はすぐに対処できますが、目に見えない「後から」の変化は、
後からでは対応がとても難しくなるからです。
施工後に割れた板を交換するのは、割れていない板まで全部はがさないといけないケースも多々ありますよね。
施工後に隙間が空くと、色を塗っていない部分が見えてきてしまって、それをさらに塗り直しても、色がまだらになってしまったりしますよね。
ここに、「目に見えない品質」の重要性があると思うのです。
誰のための品質か?
僕たちは、目に見えない品質を追求しています。それが使う人のためになると思うから。
施工する人、その家に住む人のためになると思うから、どこまでも目に見えない品質を追求しています。
最初の宣言はこの辺にしておきます。
次回からは、日常の中からたくさんのことをお話ししていきます。ではまた。